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人狼の為の子守唄
何度だって…!



発見の地、江戸川にムジナモの自生地を...
しかし、
その思いが揺らぐ出来事があった
2019年10月12日
台風19号
10月12日から13日にかけて東日本と東北地方を中心に、
記録的な大雨・暴風をもたらした。
堤防の決壊や河川の氾濫、建物や交通などに甚大な被害、影響を生じた。
発見の地「江戸川」も、
グラウンドや小岩菖蒲園などがある河川敷がすべて濁流に呑まれた。
その光景を撮影した一人の会員がいた。



その会員は会合にてこう言った。
「台風が通過し、河川敷も水が引いた後、小岩菖蒲園では異臭とヘドロでしばらく歩ける状態ではなかった。隣接する小屋も被害を受け、取り壊して新しくするそうだ。」
この出来事につい て、
会長中嶋美南子氏は2019年のムジナモ栽培体験報告集にてこう綴っている。
「ムジナモ発見の地の江戸川の河川敷は
大正時代から続く洪水に流されたのと河川の汚れのため絶滅した記憶がよみがえってきました。
発見の地に放流するだけでは
ムジナモの保全は
無理だということがわかりました。
いつかまた同じ状態になるか
わかりません。」
しかし、
この出来事で教訓にもなった。
続いて中嶋会長は
「羽生市の保存会では
ヨシや抽水植物の根本に多くのムジナモが絡み、助かった
とも聞きました。
ムジナモは
人の手を借りないと生きていくことが難しい世の中
かもしれません
大きな課題に気づかされた一年でした。」
多くの試練に遭った


ムジナモ、そして私たちも
だが


今も課題は多く、この先の未来でも消えることはないだろう

そんな中でも繁殖どころか育てることも難しい
ムジナモが

牧野富太郎博士がムジナモを発見した地


江戸川で自然に育っているところを
復活させたい

見てみたい



そして、様々な生き物たちと人、ムジナモと皆で
共存できる環境をめざして
私たち江戸川区ムジナモ保存会は挑戦する
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